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銀の馬車道 鉱石の道

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銀の馬車道の往時を伝える写真は数少なく、市民から資料を募集する=中播磨県民センター
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銀の馬車道の往時を伝える写真は数少なく、市民から資料を募集する=中播磨県民センター

 明治、大正期に兵庫県の飾磨津(現・姫路港)と生野鉱山(同県朝来市)を結んだ「銀の馬車道」の往時を伝える写真を、銀の馬車道ネットワーク協議会(事務局・中播磨県民センター)が募っている。

 銀の馬車道は1876(明治9)年に完成した全長約49キロの馬車専用道路。1920(大正9)年に廃止され、現在は道路の大半が国道や県道となっている。2017年には、生野鉱山など4鉱山を巡る「鉱石の道」とともに日本遺産に認定された。

 同協議会は、馬車専用道路だった当時の写真をほとんど所蔵していないという。今回は明治-昭和初期ごろの写真のほか、関連の地図や手紙、絵などの提供を呼び掛ける。

 同協議会は「道路がどのように使われていたのかや、当時の沿線の様子が分かる資料が集まれば」と期待する。

 募集は来年2月26日まで。同協議会事務局TEL079・281・9059

(田中宏樹)

2020/12/24
 

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