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銀の馬車道 鉱石の道

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一円電車の体験乗車会の広場では、手こぎトロッコも人気を集めた=養父市大屋町明延
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一円電車の体験乗車会の広場では、手こぎトロッコも人気を集めた=養父市大屋町明延

 日本の近代化を支えた明延鉱山をテーマにした「第12回あけのべ一円電車まつり」が7日、兵庫県養父市大屋町明延で開かれた。一円電車の体験乗車やスタンプラリーなど多彩な催しが行われた。

 明延鉱山の産業遺産を生かし、地域を活性化しようと、「鉱石の道」明延実行委員会や明延区などが毎年開いている。今回の目玉の一つは空き家の活用。明石工業高等専門学校(明石市)の学生らが、白やピンク、緑青のペンキで壁を塗り直し、観光客が休憩できる1日限りのカフェを開店させた。

 古民家のリノベーションを担当した5年の学生(19)は「雰囲気が変わり、使ってこそ家の価値が出ると感じた。大勢の観光客に喜んでもらえて良かった」と話す。

 会場では、共同浴場や社宅などを巡るスタンプラリーも行われた。姫路市から来た女児(7)は「まち歩きの途中でカフェに立ち寄り、ゆっくり休憩できた」と笑顔を見せた。(桑名良典)

2018/10/8
 

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