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銀の馬車道 鉱石の道

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25、26日に試乗体験できる馬車
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25、26日に試乗体験できる馬車

 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会は25、26日、兵庫県神河町吉冨周辺で、明治期に鉱産物や生活物資などを運び、日本の近代化を支えた往年の馬車を復活させる。試乗体験会では、唯一現存する馬車道を運行。同協議会は「時を超えた馬車の復活。当時の雰囲気を感じてほしい」と呼びかけている。

 銀の馬車道・鉱石の道は、但馬の鉱山群から姫路・飾磨港へと続く73キロの道。このうち、銀の馬車道(49キロ)は1876(明治9)年に造られた日本初の高速産業道路で、馬車は鉄道や車が普及するまで主要な輸送手段だった。

 復活する馬車は、ほろの屋根がついた10人乗り。左右2列シートで、大型のばん馬がけん引。試乗会は両日とも午前10時15分から午後3時すぎまで計7回運行。田園に囲まれた約1・3キロを25分かけて走る。

 毎回定員10人のうち6人分を募集し、4人は当日参加に充てる。無料。22日締め切り。応募多数の場合は抽選。所定の用紙を神河町ホームページからダウンロードし、ファクス(0790・34・0691)か、メール(hitomachimirai@town.kamikawa.hyogo.jp)で申し込む。同町ひと・まち・みらい課TEL0790・34・0002

(篠原佳也)

2017/11/18
 

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