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銀の馬車道 鉱石の道

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「銀の馬車道定食」
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「銀の馬車道定食」

 日本遺産に認定された兵庫県の「銀の馬車道」の沿道に、昨年秋、道の駅がオープンした。地元特産物などのお土産販売や飲食施設「大黒茶屋」で食事も楽しめる。

 ランチの一押しは、その名も「銀の馬車道定食」(880円)。店長の藤田泰三さんは「銀の馬車道を県内外の人に知ってもらおうと、沿線の名物を全て入れました。赤字覚悟です」と話す。

 まず目に入るのは、一本まるごとの穴子の天ぷら。肉厚の穴子はフワフワで、衣はサクサクとし、揚げたてがおいしい。加えて、但馬地鶏の唐揚げと姫路産豚「桃色吐息」のコロッケが付き、ボリューム満点だ。小鉢に入った鶏そぼろは昔から地域で食べられていた保存食で「ご飯のお供」とか。ひねどり、にんじん、高野豆腐、ごぼうなどを細かく切って甘辛く炊き上げたおふくろの味に、ご飯が進む。

 名物「たずみの卵」(50円)を追加注文し、卵かけごはんにした。これだけ食べれば満腹になること間違いなし。こだわりの定食とともに、日本初の産業高速道路「銀の馬車道」のロマンも感じたい。(ライター・玉田恵美)

【メモ】神河町吉富88の10。9~18時。定休日なし。TEL0790・32・2837

2018/2/21
 

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