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銀の馬車道 鉱石の道

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官民、地域が一体となった観光振興について考えた勉強会=姫路市役所
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官民、地域が一体となった観光振興について考えた勉強会=姫路市役所

 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会は9日、観光マネジメントに関する組織づくりをテーマにした勉強会を姫路市役所(兵庫県姫路市)で開いた。政府系ファンド「地域経済活性化支援機構(レビック)」の西村寛子ディレクターを講師に招き、自治体や民間企業の担当者ら約30人が全国各地の先進事例を学んだ。

 同協議会は、関西学院大学大学院の西本凌教授ら有識者による作業部会で、持続可能な観光振興に向けた戦略を検討中。国の補助金が切れる2年後の人材や財源の確保が課題で、解決に向けて勉強会を開いた。

 レビックは地域金融機関などとファンドをつくり、各地の事業者に投資。地域経済の活性化に取り組んでいる。

 西村さんはこの日、地方都市の課題を「観光資源を活用する官と民で温度差があるケースが多く、資源が十分に生かされていない」と指摘。「官民が連携を強めることで、地域の核となる『経営体』になり得る」と提案した。「資源ありき」のわが町自慢にも警鐘を鳴らし、「ターゲットとなる観光客のニーズを見極めた上で売り出すことが重要だ」と強調した。(篠原佳也)

2018/3/10
 

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