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銀の馬車道 鉱石の道

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鉱石の道を構成する地域資源や活用法などについて、地元関係者が学んだ講座=但馬長寿の郷
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鉱石の道を構成する地域資源や活用法などについて、地元関係者が学んだ講座=但馬長寿の郷

 昨年日本遺産に選ばれた「鉱石の道」をテーマに、兵庫県但馬地域にある関連スポットの活用法などを学ぶ地元ガイドや観光関係者向けの講座がこのほど、養父市八鹿町国木の但馬長寿の郷であった。産業遺産の活用法などに詳しい専門家らが、全国の事例などを紹介した。

 県などでつくる「鉱石の道推進協議会」の主催。県や地元自治体の職員、ガイドを務める地元住民ら約40人が参加した。

 東洋大大学院国際観光学部の丁野朗客員教授は、「産業遺産を生かした観光まちづくり」と題して講義した。丁野さんは、姫路城の大改修で、修復過程を観光客に見せた例などを紹介。「地域資源を観光に生かすには、多用な視点が必要だ」とした。

 歴史的な建物などの保存・活用に取り組む神戸市のNPO法人「J-ヘリテージ」の総理事、前畑洋平さんは、鉱石の道を構成する但馬の鉱山などについて詳しく解説。まち歩きによる観光を全国に広めている、長崎市のNPO法人の事務局長による話もあった。(秋山亮太)

2018/8/21
 

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