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銀の馬車道 鉱石の道

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銀の馬車道・鉱石の道について意見を交わすパネリストら=21日午後、姫路市増位新町2、花の北市民広場
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銀の馬車道・鉱石の道について意見を交わすパネリストら=21日午後、姫路市増位新町2、花の北市民広場

 日本遺産に昨年認定された「銀の馬車道・鉱石の道」の活用を考えるシンポジウムが21日、姫路市増位新町2、花の北市民広場であった。地域の歴史遺産を生かし、観光振興や地域活性化につなげる手法について、学識者や企業経営者、地元高校生らが活発に意見を交わした。

 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会の主催。冒頭、地元メディアからのメッセージとして、高士薫・神戸新聞社社長が「兵庫県版ゴールデンルートの一部。観光の要として定着するよう、魅力を発信していきたい」とあいさつした。

 パネル討論では学識者ら4人が意見を交わした。

 神戸大大学院人文学研究科の奥村弘教授は「道は近代史と関連づけられることで、歴史遺産としての価値が生まれる。地域住民が価値を認識し、大切なものとして守り育てていく姿勢が欠かせない」と強調した。

 全但バスの桐山徹郎社長は、同地域の交通手段の変遷などに触れ、「神戸・姫路の観光客を北に誘導することが観光業の活性化につながる。交通事業者として協力していきたい」と述べた。(伊田雄馬)

2018/2/7
 

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