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銀の馬車道 鉱石の道

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生野銀山から姫路港を目指してペダルをこぎ出す参加者=朝来市生野町小野
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生野銀山から姫路港を目指してペダルをこぎ出す参加者=朝来市生野町小野

 明治期に兵庫県の但馬と播磨を結んだ日本遺産の産業道路「銀の馬車道・鉱石の道」を自転車でたどるイベントが24日、開かれた。生野銀山(同県朝来市)から姫路港(同県姫路市)まで約49キロのコースを、県内のサイクリスト約40人が駆け抜けた。

 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会の主催で、県政150周年記念事業の一環。スタート地点の生野銀山までは、イベント列車「サイクルトレイン」がJR播但線の香呂駅から生野駅まで運行し、参加者は愛車と同乗して同銀山に集合した。

 出発式では、地元のグループ「和田山虎臥(とらふす)陣太鼓」が、安全を祈る力強い演奏を披露。参加した男性(51)=同県佐用町=は「まずは景観が楽しみです。また、日本の近代化を支えた道の歴史に思いをはせながら走りたい」と話し、スタートを切っていった。

 参加者は3組に分かれてペダルをこぎだし、国道312号線などを進んで、生野峠や市川、姫路城を通り、約5時間で姫路港まで走り切った。(末吉佳希)

2019/3/25
 

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