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銀の馬車道 鉱石の道

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訪れた人に作品「市川の恵み」を説明する牛尾啓三さん(左から2人目)=加西市西長町
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訪れた人に作品「市川の恵み」を説明する牛尾啓三さん(左から2人目)=加西市西長町

 「銀の馬車道 鉱石の道」の日本遺産認定を記念するアート作品2点を制作中の彫刻家牛尾啓三さん(67)=兵庫県姫路市=が2日、加西市西長町のアトリエを公開した。馬車の車輪などをモチーフにした作品の制作作業は大詰めを迎え、今月中旬以降、市川町や姫路市で展示される予定という。

 牛尾さんは18歳から彫刻を始めた。兵庫県文化賞などを受け、国内外で作品を展示してきた。

 市川町花のひまわりをあしらった作品「市川の恵み」はピンクがかった同町産の桜御影石を使用し、台座の上から水を流して市川の姿を表現した。今月中旬から、市川町スポーツセンター(同町北田中)内の公園に飾られるという。

 土煙を上げる車輪をかたどった「飾万津(しかまつ)の賑(にぎ)わい」は馬車道の発着点であった港の風景をイメージ。3月中旬から姫路港近くの飾万津臨港公園(姫路市飾磨区須加)に展示する予定。

 この日は牛尾さんの旧友らがアトリエを訪れ、牛尾さんの説明に聞き入った。姫路西高校時代の同級生という明石市の福住重郎さん(67)は「どちらも斬新なデザインで、馬車道のイメージにぴったり」と笑顔だった。(伊田雄馬)

2019/2/3
 

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