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銀の馬車道 鉱石の道

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「嫌なことなんて吹き飛ばそう」とエールを送る風太郎=生野銀山
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「嫌なことなんて吹き飛ばそう」とエールを送る風太郎=生野銀山
「それでも前を向くでござる」と熱いまなざしを向ける幕府の役人「左門」=生野銀山
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「それでも前を向くでござる」と熱いまなざしを向ける幕府の役人「左門」=生野銀山

 「嫌なことなんて吹き飛ばそうぜ」。兵庫県朝来市の史跡・生野銀山のマネキンアイドル「銀山ボーイズ」が、コロナ禍で不安になっているファンを励まそうと、「Go to エール」と題したメッセージを毎日発信している。30日まで、全60体のボーイズが会員制交流サイト(SNS)に投稿する予定で、銀山を運営する「シルバー生野」の妹尾高明社長は「多くの人に寄り添う言葉ばかり。ほっこりとしてもらえれば」と話している。(竜門和諒)

 同銀山では毎年この時期にハロウィーンなどの催しを開いているが、今年は感染症の流行で中止した。遠方から来ることができないファンを励まそうと、SNSを使ったメッセージの発信を決めた。

 メッセージは、唐箕(とうみ)で坑道内に風を送る「風太郎」の「嫌なことなんて吹き飛ばそうぜ」、銀山一のおとぼけキャラという「ひさし」の「的外れな鉱脈だと言われても自分を信じて掘り続けるよ」など、キャラクターに合わせた内容になっている。火薬を背負っている「K」の「君の荷物を私が背負います」は、ファンからの人気も高いという。

 メッセージは坑道内の人形の近くにも掲示されている。また、3体が鉱山から出て「お土産館」で写真撮影にも応じている。

 午前9時半~午後4時40分。大人900円(中高生600円、小学生400円)。シルバー生野TEL079・679・2010

2020/11/6
 

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