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銀の馬車道 鉱石の道

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有識者を交え、観光振興の戦略などを協議する作業部会=県和田山庁舎
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有識者を交え、観光振興の戦略などを協議する作業部会=県和田山庁舎

 但馬と播磨6市町にまたがる日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会は8日、兵庫県朝来市和田山町の県和田山庁舎で、有識者を交え、継続的な観光振興の戦略などについて協議する第1回作業部会を開いた。将来像や戦略、具体的な取り組みを協議し、来年夏にも推進協議会に答申する。

 日本遺産に認定されると、国から3年間、補助金が交付されるが、その後も継続的に活動を続けるための財源確保や推進組織のあり方、体系的な戦略立案などが課題となっている。

 作業部会のメンバーは、構成6市町や県などの実務担当者ら。新規事業開発などを専門とする関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科・西本凌教授と、マーケティングの甲南大学経営学部・西村順二教授からの助言も受ける。

 この日の会合では、両教授から「観光客が増え、地域が潤う仕組みづくりが必要」「まずは、地域住民の思いを一体化させることが大切」などの意見が出された。今後は播但地域を南北に貫く道▽次世代につなぐ▽日本の近代化を支えた鉱山文化の継承-などを将来ビジョン案とし、協議を進めていく。(篠原佳也)

2017/12/9
 

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