連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

銀の馬車道 鉱石の道

  • 印刷
笛の音に乗って披露された金竹獅子舞=姫路市飾磨区細江
拡大
笛の音に乗って披露された金竹獅子舞=姫路市飾磨区細江

 地域の多様な民俗芸能を伝える祭典「民俗芸能祭inひょうご」が18日、イオンモール姫路リバーシティー(姫路市飾磨区細江)で開かれた。産業道路「銀の馬車道・鉱石の道」の日本遺産認定を記念し、播磨・但馬地域にまたがる沿道の市町から5団体・個人が参加。各地の祭礼以外ではめったに見られない演舞が観客を魅了した。

 兵庫県無形・民俗文化財保護協会が県内各地で毎年開催している。

 今年は播磨から金竹(かなたけ)獅子舞(姫路市豊富町)、播州甘地獅子舞(市川町)、根宇野(みよの)獅子舞(神河町)の各保存会が出演。但馬からも、腰の締太鼓を打ち鳴らして踊る九鹿(くろく)ざんざか踊り(養父市)、鉱山の仕事唄を伝える「生野銀山石刀節(せっとうぶし)」(朝来市)が披露された。

 獅子の頭が小さく、動きも優美な播州甘地獅子舞は、餌を手に入れて喜ぶ獅子のしぐさが観客の笑いを誘った。周りで踊る役を務めた大崎勇磨君(12)は「見る人が多くて祭り本番より緊張した。この役は最後の年。いい経験ができた」と話した。

(小林良多)

2017/11/19
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 50%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 34℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ