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銀の馬車道 鉱石の道

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蔵出しした「仙櫻」を手にする山陽盃酒造の壺阪雄一専務(左)と養父市の広瀬栄市長=明延鉱山探検坑道
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蔵出しした「仙櫻」を手にする山陽盃酒造の壺阪雄一専務(左)と養父市の広瀬栄市長=明延鉱山探検坑道

 兵庫県養父市大屋町明延の明延鉱山探検坑道内に設けられた「明寿蔵」でこのほど、純米吟醸酒「仙櫻(せんさくら)」が蔵出しされた。今年は新型コロナウイルス感染予防で式典や利き酒などは行わず、酒造会社と同市の関係者が立ち会った。華やかな香りと豊かな味わいに仕上がり、鍋料理などに合うという。

 仙櫻は、地元の蛇紋岩質の水田で有機栽培した酒米「兵庫北錦」と、氷ノ山清水自噴水「ぶなのしずく」を原料にして醸造。平均気温が約12度の明寿蔵で熟成させた。

 山陽盃酒造の壺阪雄一専務(40)は「コロナ禍で閉塞(へいそく)感が漂うが、仙櫻を飲んで少しでも明るい気持ちになってほしい」と話した。

 道の駅ようか但馬蔵や地元の酒販店などで販売する。1800ミリリットル入り3740円、720ミリリットル入り2310円。(桑名良典)

2020/10/29
 

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