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銀の馬車道 鉱石の道

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中瀬鉱山で採れた金の鉱石の展示。子どもたちも興味津々の様子だった=養父市中瀬
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中瀬鉱山で採れた金の鉱石の展示。子どもたちも興味津々の様子だった=養父市中瀬

 日本遺産に認定された「銀の馬車道 鉱石の道」を構成する中瀬鉱山(兵庫県養父市)の地元で8日、住民が「中瀬桜まつり」を開いた。同市中瀬体育館では、鉱山から掘り出された金の鉱石が展示され、観光に来た家族連れが見学した。

 まつりは、桜が見頃を迎える時期に毎年開いている。会場には、回転焼きの「金山焼き」やいなりずしなどを販売する屋台が並び、大勢の人でにぎわった。

 展示品は、昨年12月に「日本精鉱」(東京)から、養父市に寄贈されたもの。金の露出した珍しい鉱石で、猪名川町から来た児童(8)は「表面がピカピカ光ってきれい」と見入っていた。

 まちおこしグループ「中瀬金山会」の村上正会長は「多くの人に鉱石を見てもらえた。400年以上採掘が続いた『金山のまち』を今後も、しっかりPRしていきたい」と話していた。(桑名良典)

2018/4/10
 

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