連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

銀の馬車道 鉱石の道

  • 印刷
街道を行進する神崎高校の吹奏楽部員ら=神河町内
拡大
街道を行進する神崎高校の吹奏楽部員ら=神河町内

 日本遺産「銀の馬車道 鉱石の道」沿いの兵庫県神河町中村、粟賀町地区で16日、演奏や食事を楽しむイベント「かみかわ銀の馬車道まつり」があった。宿場町として栄えた面影を残す街道に地元のグルメや、雑貨の屋台が集結。高校の吹奏楽部が先導するパレードもあり、まち一帯がにぎわった。

 両地区に連なる街道には、往時の趣を残す商家や町家が点在する。近年は内装を改装し、町並みに溶け込むカフェ、雑貨店も開業。一帯の魅力を発信しようと、今年で6回目を数える。

 複数設けられたステージに、子どもやアマチュアバンドらが出演。昨春、国登録文化財に認定された「旧難波酒造」では、神崎高校の茶華道部員がお茶と和菓子で来場者をもてなした。同校吹奏楽部は「聖者の行進」を奏でながら街道を練り歩いた。小学生もリコーダーを手に加わり、50人規模のパレードとなって盛り上がりは最高潮に達した。

 家族3人で訪れた神河町出身の会社員(35)=同県福崎町=は「やっぱりいい町並み。みんなで楽しめた」と話していた。(井上太郎)

2019/3/17
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 50%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 34℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ