連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

銀の馬車道 鉱石の道

  • 印刷
きらびやかな建物の中に人形を収めた「御殿びな」=井筒屋
拡大
きらびやかな建物の中に人形を収めた「御殿びな」=井筒屋
火鉢を囲む市松人形。100年以上前のものもあり、表情が愛らしい=井筒屋
拡大
火鉢を囲む市松人形。100年以上前のものもあり、表情が愛らしい=井筒屋
江戸末期の作とみられる古今びな。人形が小ぶりで道具は蒔絵(まきえ)が施されている=井筒屋
拡大
江戸末期の作とみられる古今びな。人形が小ぶりで道具は蒔絵(まきえ)が施されている=井筒屋

 町中の民家や商店などに古今のひな人形を飾り、観光客を出迎える「銀谷のひな祭り」が1~3日、兵庫県朝来市生野町で開かれる。2、3日には「銀の馬車道」「鉱石の道」の日本遺産特別企画として、乗合馬車がかつての鉱山町を走る。(長谷部崇)

 江戸時代に役人らを泊めた「郷宿」で、2003年に改修された生野まちづくり工房「井筒屋」(同町口銀谷、旧吉川邸)で、01年にひな人形を飾ったのがきっかけで始まった。今では各地から数千人が訪れる人気行事となり、今年は口銀谷と奥銀谷地域の約130軒が参加する。

 午前9時~午後4時。無料。見学できる場所は桃色ののぼり旗が目印で、マップは井筒屋などで手に入る。また午前11時~午後4時、生野マインホール(同町口銀谷)からシャトルバスを約20分ごとに運行する。

 2、3日は、但陽会館前(同)からJR生野駅東口まで約1キロの区間で、乗合馬車を運行する。但陽会館前が午前10時、11時、午後1時、2時、3時発。生野駅東口が午前10時半、11時半、午後1時半、2時半発。各回定員10人。完全予約制。大人500円、小学生以上300円、幼児無料。

 井筒屋TEL079・679・4448

〈その他の主なイベント〉

 じろはったんの会大型紙しばい 2日14時、口銀谷銀山町ミュージアムセンター(旧浅田邸)。児童文学作家・森はなさんの「キツネの花よめいしょう」「一二(ほい)とうげ」などを演奏付きの大型紙芝居で披露。無料

 スーミィ鍵盤ハーモニカコンサート 2日13時半、松本邸(旧松一醤油店)。大野澄子さん(スーミィ)がスタジオジブリの人気曲などを演奏。無料

 ハープ演奏 2日10~12時、生野マインホール。「あさごハーパーズ」が出演。無料

 着物体験 3日10~15時、同ホール。いくの地域自治協まなび部会が子ども向けに開催。着物姿で写真撮影できる。100円

 手づくり市 1~3日、井筒屋。ハーバリウムやポーセラーツ、播州織の衣類などを販売

 荒木富佐子創作和紙人形展・八千種手芸クラブ作品展 1~3日、山田家(善谷寺近く)。13時半~14時半、日替わりミニコンサートも

2019/2/28
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 50%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 34℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ