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銀の馬車道 鉱石の道

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銀の馬車道をPRするパネルを披露した子どもたち=姫路市船津町
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銀の馬車道をPRするパネルを披露した子どもたち=姫路市船津町
銀の馬車道をPRする看板をお披露目する住民ら=姫路市船津町
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銀の馬車道をPRする看板をお披露目する住民ら=姫路市船津町

 「銀の馬車道」をPRする大型パネルが3日、兵庫県姫路市船津町の大沢公民館前で披露された。子ども会と高齢者でつくる「生涯クラブ」が馬車と地元の祭り屋台やバラ、船津瓦のしゃちほこをあしらった3枚を敷地内に置いた。訪れる人に地域の魅力を発信する。

 同公民館の所在地はかつて馬車が休憩する「立場(たてば)」だったという。銀の馬車道が日本遺産に認定された2017年以降、住民有志が「立場の復活」を目指してウオーキングなどの休憩所として開放を進める。自動販売機やベンチを置き、馬車道を設計したフランス人技師にちなみ、ゆかりのバラの花壇を一帯に造った。

 パネルは整備の一環として制作。幅180センチ、高さ90センチのプラスチック製の看板で、保護者のデザイン案を基に今夏、アクリル絵の具で鮮やかに描いた。

 広場の南端、北端とスロープを上った建物の手前に分けて設置され、お披露目式には住民ら約120人が集まった。活動の中心を担う清水清さん(69)が「みんなで力を合わせて作れたことが良かった」とあいさつし、制作した小学生らが1枚ずつ除幕。船津小6年の女児(12)は「たくさんの人に見てもらって、馬車道と船津のことを知ってほしい」と笑顔で話した。(井上太郎)

2020/11/4
 

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