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銀の馬車道 鉱石の道

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観光戦略などについて議論した日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会総会=姫路市内
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観光戦略などについて議論した日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会総会=姫路市内

 日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協議会の2018年度総会が1日、姫路市内のホテルであった。協議会の委員や播但地域の6市町の首長ら約40人が出席し、遺産の魅力を伝える人材育成や人情喜劇の制作を進めていく方針を確認。観光振興策などについても議論を交わした。

 同協議会は日本の近代化を支えた高速産業道路「銀の馬車道」と「鉱石の道」の日本遺産認定を受けて昨年6月に発足し、総会は2回目。

 冒頭、会長の中元孝迪氏(播磨学研究所長)が「日本遺産が次々認定され、ライバルが増えてきた。差別化へ向けた取り組みが求められている」と強調した。

 席上、地域住民の遺産への愛着を高めるため、観光ガイドの育成▽中学生向けの副読本の作成▽日本遺産をテーマにした人情喜劇の制作-などの事業計画案が提案され、承認された。神戸新聞社の高士薫社長は「(遺産は)広域性があり、潜在能力が高い。旅行業者との連携も視野に入れるべきだ」などと発言した。

 また協議会内のワーキンググループから中長期的な観光振興戦略の中間報告もあった。(伊田雄馬)

2018/6/2
 

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