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銀の馬車道 鉱石の道

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 日本遺産に認定された「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」を構成する中瀬鉱山(兵庫県養父市)の魅力を伝えるボランティアガイドの養成研修会が25日、養父市中瀬の交流施設「中瀬金山関所」で開かれる。同鉱山を生かした地域活性化に取り組む中瀬金山会が初開催。町並み探索や座学を通して鉱山の歴史などを学ぶ。

 年間数回の講座を予定しており、修了者は同会の認定ガイドとしてイベントや団体客の受け入れ時に観光客らを案内する。

 初回の25日は、同会が作成したガイドブックや、同施設で展示している古文書、写真、採掘用の道具などを通して中瀬鉱山の歴史を学習。その後、坑道の入り口や江戸時代の陣屋跡、寺院などを巡り、かつて鉱山によって栄えた町の見どころを確かめる。

 同会の村上正会長(63)は「高齢化し、鉱山の歴史を伝える人が減っている。地域を問わず興味のある人をガイドに育てたい」と意気込む。研修会の開催を「日本遺産を生かして人を呼び込むためのステップにしたい」とも話している。

 参加無料。関宮地域局TEL079・667・2331

(那谷享平)

2017/6/20
 

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