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銀の馬車道 鉱石の道

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ドローンで撮影した「めざせ!!日本遺産!!」の人文字(コスモ提供)=生野小学校
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ドローンで撮影した「めざせ!!日本遺産!!」の人文字(コスモ提供)=生野小学校
声を張り上げながら練り込みに臨む担ぎ手たち=生野小学校
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声を張り上げながら練り込みに臨む担ぎ手たち=生野小学校

 兵庫県朝来市生野町の「生野秋祭り」が9日、本宮を迎え、町内9地区が生野小学校グラウンドで屋台15基による一斉練り込みを披露した。今年は「生野鉱山と馬車の道」の日本遺産認定を目指し、法被姿の約700人が「めざせ!!日本遺産!!」という人文字を描いた。

 姫宮▽大歳▽地幸▽越年▽熊野-と、地区によって神社は異なる。一斉練り込みは生野鉱山閉山後の一時期途絶えたが、地域を盛り上げようとすぐに復活したという。

 伊勢音頭を歌いながら屋台を練るのが生野の特徴。神輿(みこし)屋根と布団屋根の大小15基が順にグラウンド中央に出て2、3基ずつ練り合わせ、担ぎ手たちが自慢の屋台を高々と差し上げた。

 4区の桑田祥夫区長(76)は「高齢化が進む中で、各地区とも一生懸命肩合わせをしてくれた」と話し、6区の中野正二さん(63)は「しんどい分だけやりきった感がある」と満足そうだった。

 人文字は、練り込みの前に撮影。地区ごとに異なる法被の色を生かして文字などを描き、朝来市和田山町の建設コンサルタント会社「コスモ」が、ドローンで高度70メートルから撮影した。(長谷部崇)

2016/10/9
 

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