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銀の馬車道 鉱石の道

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神子畑鋳鉄橋(奥)周辺の清掃に取り組む協議会メンバー=朝来市佐〓※〓は「嚢」の旧字体
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神子畑鋳鉄橋(奥)周辺の清掃に取り組む協議会メンバー=朝来市佐〓※〓は「嚢」の旧字体

 「銀の馬車道 鉱石の道」のストーリーの日本遺産認定を受け、兵庫県朝来市佐〓の「神子畑鉱石の道推進協議会」のメンバーがこのほど、国指定重要文化財・神子畑鋳鉄橋(ちゅうてつきょう)周辺の清掃に取り組んだ。

 現存する鉄橋では心斎橋(大阪)、八幡橋(東京)に次いで国内で3番目に古いとされる。橋から西に約300メートル続く遊歩道はかつて、鉱石を積んだ馬車やトロッコが通った「鉱石の道」で、道沿いの岩肌には鉱山開発で掘ったとみられる坑道跡も残る。

 この時期はツーリングなどで立ち寄り、周辺を散策する人も増えるといい、メンバーは植え込みを刈ったり、倒木を撤去したりして汗を流した。秋には遊歩道沿いにコスモスを植える計画という。

 同協議会の山内隆治郎会長(72)は「地域自慢の道を気持ちよく歩けるよう、今後も整備していきたい」と話した。遊歩道は自由に出入りできる。(長谷部崇)

※〓は「嚢」の旧字体

2017/5/5
 

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