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昨年10月の入社後に試作した通販サイトを発表するシードテックの社員=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸
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昨年10月の入社後に試作した通販サイトを発表するシードテックの社員=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸

昨年10月の入社後に試作した通販サイトを発表するシードテックの社員=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸

昨年10月の入社後に試作した通販サイトを発表するシードテックの社員=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸

 IT企業シードテック(東京)が、神戸を拠点に昨年10月から始めたプログラマー養成事業で、1期生10人のうち9人が大手企業のシステム開発に従事することが決まった。IT人材が不足する中、未経験者を正社員採用して研修。3カ月余りで開発に携わるまでに育ったことに、同社の平井真哉・最高技術責任者(CTO)は「想定以上の成果。今後も採用、養成を続けたい」と手応えを口にする。

 シードテックは社員約20人で、オンライン教育サービスやIT留学、システム受託開発などを手がける。プログラマー養成では、20~30代の男女10人を採用。神戸・三宮のビジネス交流拠点「アンカー神戸」やリモートで3カ月間の研修を続けてきた。

 10人はプログラミング言語の習得から始め、通販サイトを5人一組で試作した。サイトの構造や機能を分担しながら構築するとともに、チームでのプロジェクト進行についても学んだ。

 このほど開かれた成果発表会では、メンバーそれぞれが工夫した操作性やチームでの進捗(しんちょく)管理での貢献ぶりなどをアピール。同社に開発を委託する大手企業の担当者も出席し、シードテックの研修担当者とともに開発に従事するメンバーに9人を選んだ。残る1人は今後もシードテックで育成を続ける。

 昨秋に同社に転職し、開発者に選ばれた伊藤直也さん(24)は「コミュニケーションの大切さを痛感した。なりたい職種に向け今後もスキルを磨きたい」と話した。

(広岡磨璃)

2024/2/20
 

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