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VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒル’81テニスクラブ 絵柄を選ぶことで、物体を認知する能力を測るゲームの画面(ドスカス提供)
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VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒル’81テニスクラブ

絵柄を選ぶことで、物体を認知する能力を測るゲームの画面(ドスカス提供)

  • VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒル’81テニスクラブ
  • 絵柄を選ぶことで、物体を認知する能力を測るゲームの画面(ドスカス提供)

VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒル’81テニスクラブ 絵柄を選ぶことで、物体を認知する能力を測るゲームの画面(ドスカス提供)

VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒル’81テニスクラブ

絵柄を選ぶことで、物体を認知する能力を測るゲームの画面(ドスカス提供)

  • VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒル’81テニスクラブ
  • 絵柄を選ぶことで、物体を認知する能力を測るゲームの画面(ドスカス提供)

 仮想現実(VR)で視覚に伴う認知能力を高め、スポーツの競技力向上につなげる実証試験が、神戸市垂水区のテニススクールで行われている。実施するのは、VRで認知能力の測定システムを開発し、高齢者の運転技術支援などを手がける奈良市の新興企業「do.sukasu」(ドスカス)。スクール生にシステムを試してもらい有効性を検証し、スポーツ分野への参入を目指す。

 同社は住友ファーマ(大阪市)の新規事業プロジェクトを基に2020年に設立。VR技術を使って認知能力を測定、定量的に評価できるシステムの特許を持つ。能力を高めるトレーニング用のVRも開発。自動車教習所など運転に関わる企業などに提供している。

 システムは、VR用ゴーグルや専用コントローラーなどを使う。前を走るシロクマとの距離を一定に保ったり、色や形の違う複数の絵柄から示された物と同じものを選んだりするゲームを通じ、空間や物体を認知する能力を測定する。

 同社は昨年10月から、ビジネス交流拠点アンカー神戸(神戸市中央区)の課題解決プロジェクトに参加。試験の準備に着手した。

 試験は12月、神戸市垂水区のロイヤルヒル’81テニスクラブに通う小中学生10人を対象に始めた。その結果、スクール生は物体認知の能力が非常に優れていることが判明。トレーニング用のVRを使った試験を続け、能力向上への効果の検証を進めている。

 同スクールコーチで世界ツアー参戦歴のある尾崎里紗さんは「競技力向上に役立つなら普及の可能性がある」と期待。同社の落合康CTO(最高技術責任者)は「アスリートの能力を引き出す手助けにつなげたい」と話している。

 試験の概要は、今月12日午後3時からアンカー神戸である同プロジェクト成果発表会で報告される。同日午前11時からは、同システムの無料体験会もある。当日参加可。アンカー神戸TEL078・325・1414(篠原佳也)

[写真説明]

VR用ゴーグルを着け、能力を測定するゲームに取り組む小学生(右端)とドスカスの落合康CTO(右から2人目)=神戸市垂水区桃山台4、ロイヤルヒル’81テニスクラブ

絵柄を選ぶことで、物体を認知する能力を測るゲームの画面(ドスカス提供)

2024/4/9
 

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