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駅の空きスペースに設けられた段ボール回収所を見回る神戸電鉄社員の能崎貴史さん(左)とソーシャルブリッジの宋浩典社長
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駅の空きスペースに設けられた段ボール回収所を見回る神戸電鉄社員の能崎貴史さん(左)とソーシャルブリッジの宋浩典社長

駅の空きスペースに設けられた段ボール回収所を見回る神戸電鉄社員の能崎貴史さん(左)とソーシャルブリッジの宋浩典社長

駅の空きスペースに設けられた段ボール回収所を見回る神戸電鉄社員の能崎貴史さん(左)とソーシャルブリッジの宋浩典社長

家庭から出る段ボールのリサイクルを促進しようと、神戸電鉄長田駅(長田区)の改札横にある空きスペースに、段ボールの無料回収所が設けられている。同駅には宅配ロッカーも設置されており、不要な段ボールをすぐに処分できるとあって利用が進んでいる。

神戸電鉄(兵庫区)と、再生資源卸売業を営むソーシャルブリッジ(同)の共創プロジェクト。

宅配便の取扱量が増えるとともに家庭から出る段ボールも増加しているが、地域の資源回収の仕組みを知らず、可燃ごみとして廃棄されるケースも多く見られるようになった。

ビジネス交流拠点アンカー神戸のイベントで出合った両社。リサイクル可能な資源が失われるとともに、環境負荷を大きくしている状況を改善しようとタッグを組み、同駅に7月、段ボール回収所を設置した。実証実験として来年3月末まで24時間回収する。通勤客や宅配ロッカーの利用者など、個人が持ち運べる範囲とあって当初回収量は週5キロ程度だったが、徐々に増え、現在は週15キロまでになっている。

「駅周辺には持ち込み可能な資源回収ステーションがなく、住民にとっても便利な回収先になっているのでは」とソーシャルブリッジの宋浩典社長(37)。神戸電鉄で同事業を担当する能崎貴史さん(32)は「段ボールをいつでも簡単にリサイクルできる環境を提供することで、持続可能な地域社会の実現に貢献したい」と話している。

2024/11/8
 

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