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「うめきた妄想会議」のトークセッションに臨む(奥左から)井手翔陽さん、織田尭さん、渋谷修太さん=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸
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「うめきた妄想会議」のトークセッションに臨む(奥左から)井手翔陽さん、織田尭さん、渋谷修太さん=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸

「うめきた妄想会議」のトークセッションに臨む(奥左から)井手翔陽さん、織田尭さん、渋谷修太さん=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸

「うめきた妄想会議」のトークセッションに臨む(奥左から)井手翔陽さん、織田尭さん、渋谷修太さん=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸

 クラウド事業大手さくらインターネット(大阪市)は、「うめきた妄想会議」と題したイベントの初回を、神戸・三宮のビジネス交流拠点アンカー神戸で開いた。「地域課題にデジタルで挑む」をテーマに、若手起業家や神戸市職員計3人がトークセッションをした。(大島光貴)

 同社は9月、JR大阪駅北側の「うめきた2期」(グラングリーン大阪)に移転し、オープンイノベーション施設「BloomingCamp(ブルーミングキャンプ)」を開設する。「うめきた妄想会議」は企業関係者らの連携を促して大阪・関西を盛り上げるのが狙いで、全4回開く。初回のみ神戸で開催した。

 トークセッションでは、神戸でITエンジニアが集う「ハックバー」を運営する関西学院大生の井手翔陽(しょうひ)さんが登壇。知人らが東京で就職していく状況を憂い、「神戸の街で大人になって横のつながりをつくれる場所をと始めた」と開業の経緯を紹介した。「企業の協賛をいただき、全国に広げたら面白い」とも語った。

 モバイルアプリ開発会社フラー(新潟市)の渋谷修太会長は、2017年に開設した新潟の拠点で従業員を50人まで増やした上、ベンチャー企業の集積も促したといい、「地元に戻りたい人を帰らせてあげることが、一番力を入れた地域課題の解決」と振り返った。

 神戸市イノベーション専門官で、学生らの起業を支援する「KOBEワカモノ起業コミュニティ」やエンジニア創出事業に携わる織田尭(たかし)さんは「起業したい人は一匹おおかみが多く、いろんな手法で『この指止まれ』をしたい」とした。

 その後、参加者約50人が、やりたいことや実現する方法、必要な支援を書き出し、新たな挑戦を妄想するワークショップに取り組んだ。

2024/7/12
 

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