教育

みんなで授業参観

(56)伊丹市立笹原中学校 古谷俊樹先生 中1・数学  駅伝チームづくりで 分析力と発想力問う
  • 印刷
教室をくまなく歩いて目を配る古谷俊樹先生=伊丹市南野北2、笹原中学校
教室をくまなく歩いて目を配る古谷俊樹先生=伊丹市南野北2、笹原中学校

 配られた1枚の紙には、数字がびっしり。A~Iの9選手が記録した「男子3000メートル走」3回分のデータだ。さあ、君は監督。この9人から6人を選び、最強の駅伝チームをつくろう-。およそ数学とは関係なさそうな内容だが、そこには古谷俊樹先生の周到な狙いが隠されている。学年末の3月、これまでの学びを総動員して頭をひねる伊丹市立笹原中学校の1年生の授業を見せてもらった。(鈴木久仁子)

 単元は「資料の分析と活用」。身近な問題を解決するために、自分で必要な資料を集めて読み取り、判断する。「学校のテストにはあまり関係ない単元。でも人工知能(AI)には決してできない分野。これからの社会で最も重要な学びだと思っています」と古谷先生はいう。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2021/4/4
 

天気(9月9日)

  • 33℃
  • 27℃
  • 30%

  • 34℃
  • 24℃
  • 40%

  • 35℃
  • 28℃
  • 20%

  • 35℃
  • 26℃
  • 20%

お知らせ