教育

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(16)尼崎市立園和北小学校 青木一朗先生 3年・社会  実物見せて五感刺激 昔の暮らしを身近に
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昔の電話機を手に、歴史と使い方を伝える青木一朗先生=尼崎市田能1
昔の電話機を手に、歴史と使い方を伝える青木一朗先生=尼崎市田能1

 「授業は参加するもの」という信念のもと、兵庫県尼崎市立園和北小学校の青木一朗先生はパワフルな授業を展開する。こだわるのは「リアリティーの追求」。写真、映像、実物を見せ、時には見学に出かけることも。五感を刺激する授業に児童はくぎ付けだ。次は何が飛び出すか。3年生の社会の授業をのぞいた。(鈴木久仁子)

 授業は、声を出すことから始まる。青木先生が地図記号のカードを次々めくると、「畑」「工場」など元気な声が返ってくる。今度は黒板の白地図を指さし、都道府県の暗唱。北海道から沖縄まで、児童たちはリズムに乗って声を上げた。さらに続けて各県の県庁所在地や名物へ。「はい、北海道は?」と尋ねると、待ってましたとばかり「札幌市」「石狩鍋」「知床半島」などと声が響く。

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2017/3/5
 

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