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(46)西宮市立高須西小学校 池田拓也先生 多文化共生  海外からの児童にきめ細かい学びの場
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ボランティアに宿題を教えてもらう子どもたち。その様子を池田拓也先生(左端)が優しく見守る=西宮市高須町2
ボランティアに宿題を教えてもらう子どもたち。その様子を池田拓也先生(左端)が優しく見守る=西宮市高須町2

 兵庫県西宮市の最南部。ずらりと並んだ高層住宅、武庫川団地が市立高須西小学校の校区。ここには今、各国から多くの子どもたちが移り住んで通う。学校が楽しくなるように、友達ができるように、勉強についていけるように。学校は地域ともスクラムを組み、全力で支援体制を組む。その最前線で奮闘する児童支援担当の池田拓也先生(37)を訪ねた。(鈴木久仁子)

 現在、全校児童は423人。比較的小規模だが、近年海外から来た「ニューカマー」の割合が高く、40人が学ぶ。フィリピン、ブラジル、マレーシア、ペルー、トルコ…。さぞや大変だろうと思いきや、「それがなんとも、子どもたちは自然体で」と一笑に付すのは野中誠二教頭先生。でもそれはきめ細やかに、手だてを巡らした結果でもある。

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2020/3/1
 

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