教育

みんなで授業参観

(33)西宮市立真砂中学校 松下持久先生 中2・理科  タブレットを使って実験を効率的に進める
  • 印刷
タブレット端末を片手に理科実験の手順を説明する松下持久先生=西宮市立真砂中学校
タブレット端末を片手に理科実験の手順を説明する松下持久先生=西宮市立真砂中学校

 最近、よく耳にするようになったICT(情報通信技術)教育。先生が教壇に立ってチョークで黒板にカリカリ書くだけでなく、電子黒板やタブレット端末を活用する。「授業が分かりやすくなる」「生徒が意欲的になる」とされ、兵庫県内でも西宮市が早くから環境を整備。市立真砂(まさご)中学校(同市今津真砂町)で、タブレットを片手にすいすいと生徒の間を縫い、アドバイスしていく松下持久先生(29)の理科実験を取材した。(鈴木久仁子)

 2年生の理科。訪れた日の課題は「理科室の湿度を測定してみよう」。そんなこと、どうやって割り出すのだろう。先生は一番前の生徒に温度計を見せて「室温は何度になっていますか?」「えっと、18度…」。そう。湿度とは空気がどれほど湿っているのか、乾燥しているのかということなので、算出するためには室温と、空気中の水蒸気が冷やされて水滴に変わるときの温度「露点」を見つけることが必要なのだ。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2019/2/3
 

天気(9月9日)

  • 33℃
  • 27℃
  • 30%

  • 34℃
  • 24℃
  • 40%

  • 35℃
  • 28℃
  • 20%

  • 35℃
  • 26℃
  • 20%

お知らせ