教育

受験のココロ 高校入試編

(26) 先端科学技術で世界をリード  人材育成に待ったなし
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 数年前から始まった教育改革の勢いに、陰りが見え始めているような感覚があります。主な理由は次の通り。世界に通用する人材を輩出したい国に対し、幅広い守備範囲を持つ中学・高校の教育現場が、国の言う通りにいかないという現実を突きつけているのです。確かに、どちらも理解できる気がします。

 日本の子ども全員が、世界トップレベルの素養を身に付ける必要など、もちろんありません。それぞれの子が、それぞれに活躍できる将来があって良い。学業というただ一つの物差しだけで、全員を測る必要はないでしょう。とはいえ、先端科学技術で世界をリードし続けたい日本としては、それに堪えうる人材を安定的に育成したい。国だけでなく、大学側も本気です。待ったはありません。

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2017/11/26
 

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