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工場跡の空き地に苗木を植えて新しい森を育てようと、県が整備を進めている「尼崎の森中央緑地」の完成イメージ。手前が「海辺の芝生広場」になる予定(県提供)
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工場跡の空き地に苗木を植えて新しい森を育てようと、県が整備を進めている「尼崎の森中央緑地」の完成イメージ。手前が「海辺の芝生広場」になる予定(県提供)

 県立尼崎の森中央緑地(尼崎市扇町)で新たに整備される「海辺の芝生広場」について、県は活用のアイデアや市場性を探るため、2月8~10日に民間事業者との意見交換を行う。事業を行う意向のある法人や法人グループが対象で、今月27日まで参加を募る。

 中央緑地(約29・1ヘクタール)は、工業地帯だった臨海部を緑豊かな地として再生する「尼崎21世紀の森構想」の先行拠点となっている。

 3エリアに分けて整備を進め、すでに北部(1工区)には複合施設「尼崎スポーツの森」が、中央部(2工区)には大芝生広場やパークセンターがあり、年間60万人が利用する。

 海辺の芝生広場(約4200平方メートル)は、まだ供用されていない南部(3工区)の最南端に整備する。県は民間活力を生かしたにぎわいづくりに向け、サウンディング型(対話型)の市場調査の一環として意見交換を企画した。

 取り組みたい事業や整備する施設、行政に期待する支援策などについて提案を募る。一帯は県条例で「修景厚生港区」に指定されており、設置できる施設には制限もある。

 県は「楽しく憩えるエリアにするため、民間の柔軟なアイデアを幅広く聞きたい。海辺の芝生広場だけでなく、3工区全体の活用策についても提案があれば寄せてほしい」としている。県港湾課港湾企画班TEL078・362・3536

(山岸洋介)

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