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ウサギをあしらったミニ菰樽=尼崎市塚口本町2
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ウサギをあしらったミニ菰樽=尼崎市塚口本町2

 日本酒を入れる菰樽(こもだる)を製造する老舗メーカー「岸本吉二(きちじ)商店」(兵庫県尼崎市塚口本町2)は、新春向けに小型の菰樽を作った。今年の干支(えと)「卯(う)」にちなんで、菰には愛らしいウサギが描かれている。

 大きさは直径19センチ、高さ18センチの1・8リットル用と、直径、高さともに約10センチで300ミリリットル用の2種類。デザインは6種類で、ウサギが2匹並んだり打ち出の小づちを持ったりしていて、桜の花や赤富士、絵馬などを華やかに添えている。

 同社は明治初期の創業。鏡開きや祝い事で使われる四斗樽などを手がける。取引のある酒造会社の要望を受け、三十数年前から干支の絵柄で飾ったミニ菰樽を作っている。

 北海道から九州までの酒造会社10社ほどに出荷。尼崎市のふるさと納税の返礼品にも採用されており、人気の一品という。

 岸本敏裕社長(61)は「物価高の影響などで景気はなかなか上向かないが、新しい年は飛躍の1年になってほしいとの思いを込めた」と話した。

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