兵庫県宝塚市の作曲家で音楽プロデューサーの田中準子さん(66)が、自身の創作で、宝塚歌劇団OGの鳴海じゅんさんが歌うCD「ふたりの星」を発売した。この春、収益金の一部を、戦争や災害などに直面した世界の子どもに贈る計画を進めている。ロシアのウクライナ侵攻から1年、音楽を通じて世界平和に貢献したいと意欲をみせる。
田中さんは堺市生まれで、小学2年の時に尼崎市へ。武庫川女子大(西宮市)音楽学部器楽学科でピアノを専攻し、卒業後は同学部講師を20年務めた。演奏家としてもテレビやラジオの出演を重ね、現在は尼崎市で音楽教室を営み、子どもたちにピアノを教える。その傍ら、コンサートの企画などに取り組む。
約40年前、後に宝塚歌劇団に入る中学生が、田中さん制作のミュージカルに出演したことが、同歌劇団とつながるきっかけとなった。長く続くこの縁がきっかけで、男役として活躍した鳴海さんも退団後の2004年から、同教室の歌の講師を務めている。
「ふたりの星」を作詞したのは田中さんの夫(73)。1986年のお見合いの席で「世界平和につながる音楽教育をしたい」と熱く語る田中さんの姿に感銘を受け、「神秘な出会いに時を刻み 星は生まれた ふたりのために」などの歌詞を作った。
夜空に輝く星々は、遠く離れた別の場所からも見える。田中さんの夫は「愛する2人が見上げる星の美しさを、世界のほかの地域で困っている人にも届くように」との思いを、歌詞に込めたという。田中さんがこの詞に曲を付けて完成。87年の結婚式では、夫が出席者の前で熱唱した。
それから約30年。CD化は、田中さんが神戸生まれのイラストレーター、わたせせいぞうさんが描いた絵を見たのがきっかけで始まった。2019年に神戸のギャラリーで開かれた展覧会に、観光名所の「風見鶏の館」近くで星を見上げる男女の作品が飾られていた。描かれた場面と歌詞がよく似ており、「このイラストをジャケットにCDをつくりたい」と発想。わたせさんの許可を得てCD化につなげた。
ピアノ演奏は田中さんの教え子、松尾りなさん(宝塚市)。「これから戦争に行く人が優しい気持ちになって、武器を置きたくなるように弾いて」とリクエストした。その音に合わせ、鳴海さんは「世界を照らす大きな星 みんなの幸せ願おうよ」と歌い上げた。
CDは22年3月に発売され、収益の一部は今後、世界中で困っている子どもたちのために寄付する予定だ。東欧の戦火の終息が見えない中、田中さんは「自分の理想とする社会の実現に向けて、寄付活動を続けたい」と語る。価格は2千円で、インターネットなどで販売中。

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