ロシアが侵攻する前のウクライナの街並みなどを捉えた写真展が、兵庫県三田市まちづくり協働センター(同市駅前町)で開かれている。兵庫県内へ避難した人らが提供したもので、自然の風景や公園、市場の様子など約60点が並ぶ。(土井秀人)
首都キーウ(キエフ)の地下鉄やビジネス街。ビーチでくつろぐ人。釣りを楽しむ子どもたち。破壊された街の様子などはあえて展示せず、侵攻で奪われた人々の日常が写し出されている。「この風景が今どうなっているか想像し、考えるきっかけになってほしい」と企画した市国際交流協会の担当者が言う。
展示には、ウクライナからの避難者を支援するNPO法人「多言語センターFACIL(ファシル)」(神戸市長田区)が協力した。ウクライナ出身のマツノ・カテリーナさん(43)=尼崎市=は写真を提供した1人で、6月からファシルのスタッフとして働く。両親は10月に尼崎に避難してきたばかりだ。
生まれ育った南東部のベルジャンスクは、海に面したリゾート地だった。侵攻後はすぐにロシア軍に占領され、ガスも電気もない生活が続いたという。カテリーナさんは母とLINE(ライン)でやりとりをしており、「現地のニュースを全てチェックして必死だった。最初の1カ月は何をしていたか覚えていないほど」と振り返る。占領下ではスマートフォンのメールなどがロシア軍に検閲され、動画や写真を送信していたら連行されるという。父親は外出する際、スマホを靴下に隠していたという。
両親は親戚を頼り、別の都市に移った。たどり着くまでにはロシア軍の検問が20カ所以上あったという。避難先では毎日、爆発音が響いた。夜になると攻撃が激しくなり、隣の町が攻撃を受けた時も地面が揺れたほどだ。両親には早く日本へ避難してほしかったが、父が前立腺腫瘍の手術を受けなければならず、待つしかなかった。
ウクライナの国旗の青色は空を、金色は小麦を表しているという。展示された小麦畑と青空の写真を見て、カテリーナさんがつぶやいた。「空は戦争がなくて平和。破壊された街を見て、そう思う。展示されている写真には、ウクライナの人にとっての日常や平和が写っている」
23日まで。午前10時~午後10時(最終日は午後4時まで)。市まちづくり協働センター内の国際交流プラザTEL079・559・5164

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