三田

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田んぼの感触を楽しみながら苗を植える子どもたち=三田市西相野
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田んぼの感触を楽しみながら苗を植える子どもたち=三田市西相野
田植え枠に沿ってタイミングをそろえながら苗を植える子どもたち=三田市西相野
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田植え枠に沿ってタイミングをそろえながら苗を植える子どもたち=三田市西相野
田んぼの水が漏れない仕組みを学ぶ児童ら=三田市西相野
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田んぼの水が漏れない仕組みを学ぶ児童ら=三田市西相野
昭和40年代まで使用されていたという田植え枠=三田市西相野
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昭和40年代まで使用されていたという田植え枠=三田市西相野

 あちこちの田んぼに水が張られ、田植えの季節がやってきた。藍小学校(兵庫県三田市西相野)の5年生14人が9日、泥だらけになりながら昔ながらの手作業でコシヒカリの苗を植えた。(尾仲由莉)

 JA兵庫六甲の組合員組織「藍支店ふれあい委員会」が協力し、これから始まる社会科の農業の単元に生かすという。秋の稲刈りも体験し、自然学校の炊事でカレーと一緒に食べる予定だ。

 田植えの前には、農家の森鼻安左衛門(やすざえもん)さん(66)が、ふるいを使って田んぼの水が地中に染み込まない仕組みを説明。泥をかき混ぜて粒子を細かくする「代(しろ)かき」を行うことで隙間が埋まるという。水が通らなくなったふるいを見た児童たちは、「おー」と驚きの声を上げた。

 田んぼに入る前は「こわい」とためらっていた児童たちも、次第に泥の感触を楽しむように膝近くまで入った。苗の間隔を測る「田植え枠」を使い、児童たちは息を合わせて一束一束丁寧に植え付けた。幼稚園以来の田植えという男児(10)は「中指で植えることに気をつけた。収穫したらみんなに食べてほしい」と話した。

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