世界のクワガタやカブトムシを販売するイベント「ＪｏｎｎｙＯＯＫＵＷＡＧＩＧ（ジョニーオオクワ・ギグ）２０２３」が６月４日、兵庫県三田市テクノパークの北星社三田工場で開かれる。１０店舗以上の専門店が出店し、国内外の生体や飼育グッズを販売する。

　会場では、世界最大とされる「ヘラクレスオオカブト」や、漆を塗ったようなつやが特徴の「タランドゥスオオツヤクワガタ」、黄金色に輝く「オウゴンオニクワガタ」などが販売される予定。

　主催する北星社は同県豊岡市に本社がある総合印刷会社。２０１３年に会社のＰＲのため新規事業を募り、クワガタを飼育する社員の案を採用して「クワガタ事業部」を立ち上げた。自社の技術を生かして制作したクワガタやカブトムシのペーパークラフトや紙ファイルなども販売する。昆虫が当たるくじもある。

　三田でのイベントは２１年から始めて３回目。催しの名前はロックバンド「キャロル」の元メンバー・ジョニー大倉さんにちなむという。公式インスタグラムのフォロワーは千人を超えており、昆虫愛好家たちの注目を集めている。

　午前１１時～午後４時。入場料５００円（小学生以下無料）。問い合わせはinfo@jonnyookuwa.jp

（土井秀人）