北摂情報文化懇話会(事務局・神戸新聞北摂総局)の7月例会が22日、神戸市北区の神戸ホテルフルーツ・フラワーであった。善教将大・関西学院大学教授が「維新支持の構造と今後の行方」と題して講演した。要旨は次の通り。
2011年から維新を研究してきた。私のデータでは、維新の支持分布は20年ごろまで大阪の経済的な都市圏の中だった。しかし昨年の衆院選が分岐点となり、関西圏ぐらいまで広がった。参院選では大阪の枠を超え、左派系が強い一部地域を除き、多くで維新が底上げされた。
全国に広がりつつあるというのは、印象ではなく、データを見ての判断だ。よくメディアにも「維新は脱大阪できるか?」と聞かれるが、有権者の心理ベースでは、そのフェーズ(段階)は終わっている。
昨年の衆院選の直後に、維新への「見方」が大きく変化した。大阪の選挙区で全勝し、兵庫を含め多くの議員が比例復活したインパクトが大きかった。一方、それまで野党第一党の期待を集めていた立憲民主党は勝てなかった。
結果が見方の変化に貢献した可能性がある。衆院選の直前と直後に行った調査では、直後で維新の期待値が伸びていた。参院選は躍進ではなく、衆院選後の勢いを維持したまで。立憲がものすごい勢いで票を逃したことに注目すべきだ。
自民党から参政党までの10政党について、選挙の際に「選択肢に入る確率」を調べたら、最多は自民だが、立憲は維新に抜かれた。あくまで最大野党は立憲だが、維新は自民に代わる選択肢として地位を形成しつつある。維新は現時点が分岐の最中。一強多弱の中で多弱の一政党となるか、全国政党として浮上するか。
維新支持は強固ではなく、崩壊するときは一瞬。大阪ですらそうというのが、データを見てきた私の立場だ。薄氷の上を歩き続けた10年といえる。(まとめ・土井秀人)

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