教育

受験のココロ 中学入試編

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 小学生の皆さんは夏休みの真っただ中ですね。通学する必要がなく、たくさんの自由な時間がある期間だからこそ、自主性が要求される期間でもあります。今回は「自由」に関して述べたいと思います。

 子どもたちに「自由にしていいよ」と言うと、「何でも自分のしたいようにできる」と喜ぶかもしれません。束縛されるものがないという意味でもあるのですが、だからといって何でも許されるわけではありません。自分さえ楽しければ、他人に迷惑をかけてもよいというのが「自由」の意味ではありません。受験生であれば、自身を学力的にも精神的にも成長させることが大切であるという本分を見失った「自由」な行動は、悔いの残る結果につながりかねません。実は、誰かに決められて指示された通りに行動する方が楽であり、「自由にしてよい」ということは、何がよくて何がよくないのかを自らが考えて判断した上で行動する必要が出てくるので難しいことなのです。

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2018/8/12
 

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