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雨の中、傘を差して足早に歩く人たち=2日午前、神戸市中央区元町通1(撮影・斎藤雅志)
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雨の中、傘を差して足早に歩く人たち=2日午前、神戸市中央区元町通1(撮影・斎藤雅志)

 梅雨前線や台風2号の接近により、兵庫県内でも2日午前、大雨となった。県内ほぼ全域に大雨警報が発令された他、南あわじ市は離島の沼島に避難指示を発令し、午前10時40分現在で2世帯4人が避難した。

  気象庁によると、県内の2日午前11時30分までの12時間雨量は、西宮市で95.5ミリ、神戸市中央区で86.5ミリとなり、いずれも6月の観測史上最大となった。同日午後に予想される1時間降水量は多い所で南部60ミリ、北部50ミリで、同日正午からの24時間降水量は多い所で南部150ミリ、北部100ミリ。

 兵庫県は、2日午前9時38分に南あわじ市に土砂災害警戒情報が発表されたのを受け、災害警戒本部を設置した。同11時半までに、神戸市、明石市、西宮市にも土砂災害警戒情報が発表された。

 神戸地方気象台によると、夜にかけて局地的豪雨をもたらす線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる恐れがあるという。

 JR西日本は2日午前から加古川線加古川-谷川間、姫新線姫路-上月間などで終日、運転を取りやめた。神戸線や宝塚線などでも、2日昼ごろから遅れや運休の可能性があるという。

 姫路市消防局によると、2日午前9時30分ごろ、姫路市白浜町で空き家の裏山が崩れ、土砂が流入した。けが人はなかった。(まとめ・井川朋宏)

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