深刻化する教員不足の解消に向け、兵庫県教育委員会は28日、教員免許はあるものの勤務経験がない「ペーパーティーチャー」らに講師登録を検討してもらうため、2023年度の支援講座を姫路市立白鷺小中学校(同市本町)で始めた。初開催の22年度は座学のみだったが、学校現場を見てみたいという声に応じ、今回は3小中学校を会場に設定。同日の受講者約30人は授業の見学で子どもたちの姿に触れ、責任の重さも痛感していた。
教員不足を巡っては県教委が、神戸市を除く県内公立学校での5月1日時点の不足について、短時間勤務の非常勤講師を常勤に換算して164人に上るとする調査結果を発表した。支援講座は人手不足や、教員免許の更新制が昨年7月で廃止されたことを受け、同10月に初めて実施。今回は30日までに別の2小学校でも開く。
28日の講座では、冒頭に学校内を1時間程度見学。受講者は算数や図工、音楽などの授業を見て回り、子どもたちのはつらつとした様子やユーモアあふれる作品に目を細めた。
座学では、県教委職員らが、働きがいやワークライフバランスの実現に向けた取り組みなどを紹介。実際の働き方にも触れ、部活動を例に「1人に押し付けるのではなく、チームで取り組んでいる」などと説明した。
参加した介護士の西山綾子さん(43)=宝塚市=は、今の仕事の充実ぶりと教職への思いのはざまで揺れ動いている。大学時代は教壇に立つ自信がなかったというが、2児の母として見た学校現場は魅力的に映り、教員不足の実態も目の当たりにして「何か役に立てないか」との思いが芽生えたという。
講座を経て意欲は増したものの、責任の重さなどハードルの高さも感じたといい「今の仕事をやり切りながら、準備を進めたい」と話した。
◇
一方、神戸市教育委員会でも、市立小中学校で10人の教員が4月時点で不足しており、8月21日から9月上旬にかけて同様の講座を開く。こちらも2年目だが、実施前に適性検査や面接がある。講座では計5回の研修期間中に座学のほか、学校現場の見学や指導案作成、模擬授業などに取り組む。終了後は講師登録され、欠員の状況に応じて学校園に順次配置される。
受講希望者は市教委ホームページから申込書をダウンロードし、7月21日までに市教委教職員課に郵送する。同課TEL078・984・0636
(大橋凜太郎)
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