玩具メーカーのレゴジャパン（東京）は２６日、世界遺産登録３０周年を迎える国宝姫路城（兵庫県姫路市本町）を再現したレゴブロックを８月１日に発売すると発表した。国内の世界遺産がレゴブロックになるのは初めて。世界１３０カ国以上で同時発売される。

　歴史的な建造物などを再現する大人向けシリーズ。２１２５ピースで、完成品は高さ１９センチ、幅３２センチ、奥行き２７センチになる。白亜の大天守と３棟の小天守を渡櫓でつないだ「連立式天守」の構造を表現している。

　マイケル・エベスン社長らレゴ社の幹部と斎藤元彦兵庫県知事、清元秀泰姫路市長が同日、姫路城迎賓館で会見し、お披露目した。

　エベスン社長は「子どもだけでなく、大人も楽しめる」とＰＲ。清元市長は「世界中の人々に姫路城を知ってもらうきっかけになる。お土産にもぴったり」と話していた。

　公式オンラインストアでは２万９８０円で販売予定。全国の量販店でも購入できる。（井上　駿）