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心を一つに櫂を振るい、ペーロン舟を動かす選手たち=28日午後、相生市の相生湾(撮影・辰巳直之)
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心を一つに櫂を振るい、ペーロン舟を動かす選手たち=28日午後、相生市の相生湾(撮影・辰巳直之)
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心を一つに櫂を振るい、ペーロン舟を動かす選手たち=28日午後、相生市の相生湾(撮影・辰巳直之)
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心を一つに櫂を振るい、ペーロン舟を動かす選手たち=28日午後、相生市の相生湾(撮影・辰巳直之)

 竜をかたどった木造手こぎ舟のレース「ペーロン競漕」が28日、兵庫県相生市の相生湾で開かれた。湾内に鳴り響くドラと太鼓の音に合わせ、こぎ手たちは水しぶきを上げながら湾内を駆け抜けた。

 相生湾に初夏を告げる「相生ペーロン祭」のメイン行事。ペーロンは中国語の「白龍(パイロン)」が語源とされ、江戸時代に中国から長崎に伝わった。相生では1922(大正11)年、旧播磨造船所(現IHI相生事業所)に勤めていた長崎出身者が始めた。

 相生伝来から101年となる今年は、相生市と交流がある長崎市や高知県須崎市を含む兵庫県内外の53チームが参加。全長約13メートルの舟にこぎ手、艇長、ドラ、太鼓、かじ取りの計32人が乗り込み、300メートルの直線コースを1往復から1往復半する速さを競った。

 選手たちは力強く櫂をさばき、ゴール間際では数秒差を争うデッドヒートを展開。海上に響く「ドン、デン、ジャン」のリズムが、詰めかけた観衆を熱気で包んだ。(地道優樹)

西播
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