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米国メディアの男性と学生ボランティアのやりとりを通訳するアバター。淡路島から遠隔操作されている=18日午後、広島市南区、JR広島駅(パソナグループ提供)
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米国メディアの男性と学生ボランティアのやりとりを通訳するアバター。淡路島から遠隔操作されている=18日午後、広島市南区、JR広島駅(パソナグループ提供)
オランダメディアの男性の質問に答えるアバター。淡路島から遠隔操作されている=18日午後、広島市中区、広島県立総合体育館(パソナグループ提供)
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オランダメディアの男性の質問に答えるアバター。淡路島から遠隔操作されている=18日午後、広島市中区、広島県立総合体育館(パソナグループ提供)
パソナグループのアバターは、18日まで神戸市で開かれた「国際空港評議会(ACI)」のアジア太平洋地域総会の場でも活躍。淡路島から操作した=17日、神戸市中央区港島中町6、神戸ポートピアホテル(撮影・大島光貴)
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パソナグループのアバターは、18日まで神戸市で開かれた「国際空港評議会(ACI)」のアジア太平洋地域総会の場でも活躍。淡路島から操作した=17日、神戸市中央区港島中町6、神戸ポートピアホテル(撮影・大島光貴)
パソナグループのアバターは、18日まで神戸市で開かれた「国際空港評議会(ACI)」のアジア太平洋地域総会の場でも活躍。淡路島から操作した=17日、神戸市中央区港島中町6、神戸ポートピアホテル(撮影・大島光貴)
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パソナグループのアバターは、18日まで神戸市で開かれた「国際空港評議会(ACI)」のアジア太平洋地域総会の場でも活躍。淡路島から操作した=17日、神戸市中央区港島中町6、神戸ポートピアホテル(撮影・大島光貴)

 広島市で19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)では、会場に近い広島空港や国際メディアセンター(広島県立総合体育館)など3カ所で、モニターに映し出された等身大ほどの「アバター」(分身)が海外からの関係者をもてなす。英語でのさまざまな質問に対応するが、その「黒子」は淡路島にいる。

 「広島の良いところを教えてください」

 「広島は平和都市です。メディアセンターに多くの展示があります。工芸品や食の魅力も紹介していますので、楽しんでください」

 18日午後、オランダメディアの男性から質問を受けたアバターは、英語で丁寧に答えた。観光や交通を案内する学生ボランティアに対する米国メディアの取材では、アバターが通訳に入り、双方をサポートした。

 アバター操作を担うのは、総合人材サービス大手のパソナグループ(東京)。2021年、淡路市に「淡路アバターセンター」を開設し、イベントなどで使われるアバターの操作業務などを請け負っている。

 G7広島サミットでは、英語が堪能な男女5、6人が淡路島で、現地の様子を映すモニターを見ながら応対。カメラを通じて表情や動きがアバターに反映されるため、身ぶり手ぶりを交えて答える。

 日本で開かれるサミットでのアバター導入は初めて。パソナは「国際会議での活用の場は、今後ますます広がりそう」と期待しており、淡路島からの遠隔接客が活気づきそうだ。(西井由比子)

淡路パソナグループ
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