• 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県は18日、新型コロナウイルスの感染者数について、指定する定点医療機関約200カ所の報告数を初めて発表し、8~14日の1週間で1カ所当たり1・68人だった。県は内部資料を基に、「4月以降の増加傾向が続いている」と推測している。

 今回は定点医療機関198カ所から感染者332人の報告があった。政令・中核市の定点当たりでは、神戸市=1・35人▽姫路市=1・68人▽尼崎市=1・87人▽西宮市=0・71人▽明石市=0・91人。5市を除く県所管では、赤穂健康福祉事務所管内が最多の5・17人だった。

 18日午前0時現在で、10日前と比べて入院患者は38人減の144人で、このうち重症者は変わらず1人だった。

 新型コロナの定点医療機関はインフルエンザと同一で、内科・小児科を含む病院、診療所となっている。このため、定点では子どもの感染傾向が色濃く出る可能性はあるという。

 インフルは定点当たり1人以上で「流行入り」、10人以上で「注意報」、30人以上で「警報」とされる。新型コロナはこうした指標はなく、県独自の基準も設けないという。今回インフルは1・44人で、新型コロナをやや下回った。

 県感染症対策課は「指標は国の判断を待つしかない。単純に置き換えられないが、インフルエンザの指標は一つの参考にはなる。次回の発表からは、前週との比較で傾向がわかる」としている。(井川朋宏)

新型コロナ
もっと見る
 

天気(9月22日)

  • 31℃
  • 22℃
  • 10%

  • 28℃
  • 20℃
  • 10%

  • 31℃
  • 22℃
  • 10%

  • 31℃
  • 21℃
  • 10%

お知らせ