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ハモを勢いよく海に投げ入れる「鱧供養祭」の参列者ら=8日午前、南あわじ市沼島
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ハモを勢いよく海に投げ入れる「鱧供養祭」の参列者ら=8日午前、南あわじ市沼島

 淡路島の夏の味覚ハモのシーズン到来を告げる「鱧供養祭」が8日、兵庫県南あわじ市の離島・沼島の周辺であった。地元の観光、飲食関係者ら約20人が船から海へハモを放り投げ、豊漁と商売繁盛を祈願しつつ調理されるハモの霊を鎮めた。

 供養祭は、同市沼島、灘地区の宿泊、飲食施設などでつくる「灘・沼島観光ふるさと会」が続けており、今年で30回目。

 参列者は同市灘土生の土生港で水槽に入ったハモを前に焼香後、船で沖へ。高波の中、沼島沿岸にそそり立つ上立神岩の付近に移動し、丸々と太った体長約1・2メートル、重さ1キロ超のハモ7匹を海に放った。

 沼島沖のハモは太い胴に比べて顔が小さく「べっぴん鱧」と呼ばれる。灘土生で民宿「はぶ荘」を営む同会の斎藤聡会長(65)は「昨季は新型コロナの影響が尾を引いていた。5類に位置付けも変わり、今年こそ多くの人に絶品ご当地料理のハモすき鍋を食べに来てほしい」と力を込めた。(西竹唯太朗)

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