新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類に移行した8日、コロナとの共存に向けた日常が本格的に始まった。大型連休明けの街中は、従来通りマスク姿の通勤客が目立ったが、感染対策の備品を撤去した企業や店舗も。疲弊した人々の暮らしや経済は元の活力を取り戻せるのか。
8日朝の通勤ラッシュ。JR西日本は駅員らのマスク着用を「個人の判断」としたが、神戸市中央区のJR三ノ宮駅や元町駅では駅員や乗客の大半がマスク姿だった。
兵庫県高砂市の会社員男性(65)はこの日から社内の対策規定がなくなったが、「しばらくは様子見かな」とマスクを着用して会社へ向かった。
一方、神戸市灘区の高校生はマスクをせずに電車内へ。制限がない5類移行を歓迎し、「球技大会などの行事を楽しみたい」と声を弾ませた。
「個人判断」は接客業の現場でも。大丸神戸店(神戸市中央区)は、これまで従業員に要請してきたマスク着用をそれぞれの裁量に委ね、出入り口の検温モニターなども取りやめた。
ただ「当面はマスク着用への協力を従業員にお願いする」としている企業もあり、まだまだ手探りの対応が各所で続きそうだ。(名倉あかり、広岡磨璃、西井由比子)
◇ ◇
東京駅周辺でも、職場へ向かう人の大半がマスク姿だった。銀行員の男性(44)は、職場ではマスク着用が任意となり、接客スペースのアクリル板も撤去してよくなったが「混雑する電車では、ほとんどの人がマスクを着けており、外せない。会社では周りを見て判断する」と慎重な様子。
一方、団体職員の男性(58)はしばらく前にマスクは外したとし「会社も数カ月前から通常モード。(コロナの分類が変わっても)何も変化はない」と述べた。
東京都も対策を段階的に縮小するが、高齢者向けの臨時医療施設などは当面維持する。担当者は「高リスク患者の命を守り、通常医療に戻すことを両輪で進める必要がある。気の抜けない対応が続く」と力を込めた。
全日空は7日夜、羽田空港のチェックインカウンター前の消毒液や、保安検査場前のサーモグラフィーを撤去。検温などの対策もマスクの任意着用以外はなくすという。
5類移行で政府の感染対策は「平時」の対応に転換した。法に基づく外出自粛要請が廃止されたほか、医療体制や医療費の公費支援も見直された。だが夏にかけて感染拡大を懸念する声も根強く、今後も警戒は必要だ。
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