26歳2カ月-。統一地方選後半の兵庫県芦屋市長選で、現職を下して歴代最年少市長となる高島崚輔氏の年齢だ。公職選挙法に定められる市長選挙の被選挙権は満25歳から。高島氏の当選は29年ぶりに従来の記録を塗り替え、新たな時代の幕開けとなった。
全国市長会(東京都)によると、1955年以降から記録をとっており、これまでの歴代最年少市長は94年に東京都武蔵村山市長に就任した志々田浩太郎氏。就任当時、28歳0カ月だった。
20代で市長になった人物は計4人で志々田氏のほか、大阪府四條畷市の東修平氏▽岐阜県美濃加茂市の藤井浩人氏▽茨城県岩井市(現・坂東市)の吉原英一氏がいる。30代になると一気に数が増え、30~35歳で20人を超えるという。
このうち、四條畷市長の東氏は高島氏が「政治の師」と仰ぐ人物で、今回の芦屋市長選でもたびたび現地に入っては応援のマイクを握り、アドバイザー役となった。東氏も2017年の四條畷市長選挙で優位とされた現職候補に勝利。現在は2期目に入っており、コロナ禍の支援策など、次々に独自施策を繰り出す手腕が注目を集めている。
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近年、若手市長の誕生が相次いでいるが、中でも高島氏は異色だ。
歴代の20代市長たちは、それぞれの土地ともともと関わりがあった。例えば、志々田氏は代々家族が引き継いできた地元企業の社長で、東氏は四條畷市で生まれ育っている。
一方で、高島氏は生まれも育ちも大阪で、灘高校時代に芦屋市で生徒会活動をしていたことが、まちに関わるきっかけだった。実際に市内に住み始めたのは米ハーバード大卒業後の昨年夏。地域のだんじりにも参加するが、まだ1年もたっていない。昨年12月、立候補を表明した当初は駅前でビラ配りをしていても「さすがに若すぎる」「市議会議員に出るの?」「無謀だ」といった声ばかりかけられていたという。
しかし、選挙活動では、ハーバード大で学んだまちづくりの知識と経験を基に、具体的な施策を展開。東氏をはじめとした全国若手市長らとの広い人脈を生かして知名度向上にも奔走した。市民を見つけては走って駆け寄り、子どもたちには同じ目線で話しかける。終盤になるにつれ街頭演説を聞く人の数は増え、市民の大半からかけられる声は期待に変わっていった。
高島氏に投票した40代女性は「これまで選挙にはあまり行かなかったが、関心が持てた。若い力でまちを変えてほしい」と話した。
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