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候補者の訴えに耳を傾ける有権者ら=16日午前、芦屋市内
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候補者の訴えに耳を傾ける有権者ら=16日午前、芦屋市内

 統一地方選後半の88市長選と294市議選が16日、告示された。兵庫県内では姫路、明石、芦屋の3市長選と9市議選が始まった。姫路市長選は現職と新人の一騎打ち、芦屋は現職と3新人による戦いで、現職が退任する明石は新人3人の争いが確定した。18日に告示される福崎町長選と播磨、太子町議選を含め、いずれも23日に投開票される。

 姫路市長選には、元財務官僚の新人榑谷健太郎氏(38)と、再選を目指す現職の清元秀泰氏(59)が立候補。ともに無所属だが、榑谷氏は前半戦で躍進した日本維新の会、清元氏は自民、公明両党の推薦を受け、政党対決として注目される。

 現職の泉房穂市長(59)が暴言問題で退任する明石市長選は、いずれも無所属新人で元加西市長の中川暢三氏(67)、元市議の林健太氏(40)、同じく元市議の丸谷聡子氏(59)による三つどもえとなった。林氏は自公が推薦し、丸谷氏は泉市長が後継指名しており、現市政の是非が問われている。

 芦屋市長選には、NPO法人理事長の高島崚輔氏(26)、元県議の中島香織氏(55)、元市議の大塚展生氏(65)の新人3人と、2期目を狙う現職の伊藤舞氏(53)が立候補した。いずれも無所属で、政党の推薦はない。4人が立候補するのは、阪神・淡路大震災後に実施された1995年の市長選以来となる。

 3市長選はいずれも市議選とのダブル選。他に6市議選(西宮、伊丹、相生、宝塚、三木、小野)も告示され、9市議選(定数計237)に331人(現職187人、元職12人、新人132人)が立候補した。

 3市長選と9市議選の期日前投票は17~22日に行われる。(田中陽一)

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