兵庫県姫路市のリーダーを決める市長選(16日告示、23日投開票)を前に、高校生が立候補予定者にまちの将来を尋ねる「市長選ミーティング」が県立姫路東高校(同市本町)で開かれた。「人口減少をどうする」「姫路城以外の観光資源が思い浮かばない」「ジェンダー平等の取り組みが弱い」。生徒たちは学校生活や暮らしで感じた課題について鋭い質問を投げかけた。
神戸新聞社が同校の協力を得て同市長選では初めて企画し、3月末に実施した。立候補を表明している現職の清元秀泰氏(59)=自民、公明推薦=と、新人で元財務官僚の榑谷健太郎氏(38)=維新推薦=の2人が出席。同校の生徒6人が事前に考えた市の課題について質問した。
■城以外の魅力を
「姫路城以外、観光資源が頭に浮かばない。より長く楽しんでもらう施策はありますか」
市内在住の中務美遥さん(17)は日頃から感じていた率直な思いをぶつけ、観光客に長く滞在してもらうための施策を尋ねた。
清元氏は「冬に大手前通りで100日間、160万球のLED(発光ダイオード)を輝かせる。翌日も姫路に残りたいと思えるワクワク感を生みたい」と強調。榑谷氏は「国の規制を緩和し、姫路にない高級ホテルを誘致する。自然と周辺に飲食店が増え、姫路で夜を過ごしてもらえるようになる」と展望を語った。
■保守的・偏見
姫路市は2年前、持続可能な開発目標(SDGs)について、内閣府の「SDGs未来都市」に選ばれた。ただ、梶本千紗姫さん(16)は目標の一つ「ジェンダー平等」の取り組みが弱いとして実現を求めた。
榑谷氏は「姫路は保守的なところがある地域。行政として民間と連携して達成を目指すが、高校生も学校で学んだSDGsの新しい考えを家庭で伝えてほしい」と望んだ。
清元氏は、スラックスかスカートを自由に選べる「ジェンダーレス制服」を導入した市内の山陽中を事例に挙げ、「生徒会活動などで男女の無意識の偏見を考え、教育現場から変えてほしい」と訴えた。
◇
ミーティング後、中務さんは「選挙への興味が増す機会になった。街で演説を見かけたら、立ち止まって聞いてみたい」と話した。(田中宏樹)
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