統一地方選前半の兵庫県議選(定数86)が9日、投開票された。結党以来最多の30人を擁立した日本維新の会は、4年前の前回選(9議席)を上回る21議席を獲得し躍進した。一方、二つの会派に分かれる自民党は44人を公認・推薦したが、34議席(無投票当選7人を含む)にとどまり、過半数を下回った。今後、無所属当選者の取り込みを急ぎ、過半数の維持を図る。投票率は過去2番目に低い39・01%だった。
2度目の統一選となった立憲民主党は7人を公認。国政では距離を置く国民民主党との相互推薦で臨んだが、党勢の低迷が響き前回(5議席)から1議席減らした。国民は唯一公認した現職1人が議席を失った。
豊岡市と美方郡の両選挙区の合区に伴い、今回から38選挙区となった県議選には134人が立候補。このうち8選挙区の現職9人が無投票で当選を決め、残る30選挙区(定数計77)で125人が争った。
自民は、維新との一騎打ちになった定数1の7選挙区で6勝1敗と勝ち越したものの、神戸・阪神間を中心に現職8人、新人2人の計10人が議席に届かなかった。
維新は、27選挙区に前回の2・5倍となる30人を擁立。保守地盤では苦戦したが、初めて挑んだ神戸市兵庫区や須磨区、伊丹市など都市部で新人の当選が相次ぎ、大阪に次ぐ「第2の牙城」で党勢を伸ばした。
公明党は、組織戦を徹底し、新人5人を含め公認した13人全員が議席を得た。前回と同じ16人を立てた共産党は2議席にとどまり、改選前の5議席を下回った。
今回から定数が4減の65となり、101人が争った神戸市議選も同日投開票され、前回選の倍近い21人を立てた維新が現有11議席から15議席に伸ばした。自民は20議席から17議席に減らし、立民も6議席から5議席に減らした。公明は12議席を死守。共産も9議席を維持した。国民は現職1人が当選したが、新人は届かなかった。参政党は議席を獲得できなかった。
県議選の投票率は過去最低だった前回の38・64%を0・37ポイント上回った。神戸市議選も40・58%で、前回の39・98%から0・60ポイント上昇した。
両選挙とも阪神・淡路大震災の影響で、4月の当選から6月の任期開始までに空白期間があったが、解消される。新議員の任期は4月30日からとなる。(田中陽一、三島大一郎)
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